キラキラに埋もれて

二階堂くんと北斗くん

この茂みの奥に君を誘うように

まだ今年に入って四カ月だというのに。

 

1月に引き続き、

また、とんでもないライブに出会ってしまって

 

 

…困っている!!!

 

いや

 

とてもとても興奮している!!!

ずっとずっと興奮している!!!!!!

 

 

もうすでに二週間ほど前になるが、

3/26、SixTONES横アリ単独ライブに行ってきた。

 

 

それはそれは楽しみにしていたライブだった。

常にこちらの想像を超えてこちらの「ストンズ最高!!」という気持ちをさらに上乗せさせてくれる彼らが、横浜アリーナという大きな会場でどんなライブをするのか楽しみでしかなかったし、いやてか、もはや最高なのは始まる前から分かっていてはやく実物を見て最高最高とわめきたい気持ちでいっぱいだった。

とはいえ、

 

まさか横アリ単独ライブが今この時実現するなんて夢じゃない??という気持ちの方が大きくて、ライブがどっきりかもしれないし現実だったとしても何かの事故で私は会場にいけないかもしれないし何かの間違いで私はライブ見れないかもしれないし…と楽しみすぎるあまりによく分からないマイナス思考が渦巻きまくっていた。

舞い上がる気持ちを根拠のない負の思考で自己防衛する癖、本当どうにかしたいんだが、夢だったものが現実になる瞬間なんてそうでもしないとおかしくなってしまうのかもしれない。

 

 

 

 

散々私の脳内を荒らした妄想たちは無事に現実にはならず、

無事にちゃんとストンズの単独ライブは行われたし無事に私もライブを観ることができた。

結論から言う。

 

 

 

 

 

 

SixTONESヤッッッッッッバかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライブが始まってから終わるまで

ぎゃあああああああああヤバいヤバいヤバい無理無理やばいやばいやばい

しか言えなくて

ヤバいを連呼した結果、ライブの感想がすべて

ヤバいの一言で置き換えられてしまっていた。

 

かっこいいダンスもかわいい笑顔も儚いオーラも美しいターンもやさしさで溢れた微笑みも

全部全部忘れたくない瞬間があったはずなのに、忘れたくない感情があったはずなのに、ヤバいと口にした時点でこれらの感情が全部同じヤバいに置換されてしまって、悲しい悲しすぎる。

 

 

 

ツイッターのレポを頼りに記憶をたどってもヤバいはヤバいのままだったけど、残ってる僅かな記憶と全体の感想だけ、自分の備忘録としてここに書き残しておきたい。

 

 

 

私がこのライブで一番印象に残っていること

それは彼らのキラッキラした目と感極まる姿だった。

 

勿論いつのライブもいつの舞台もずっとずっと楽しそうだったし、いつもいつも全力な姿を見せてくれていた。

けど、私はあんなに緊張している彼らを見たことはなくて、あんなに感極まっている彼らを見たこともなかった。驚いた。

 

自分はグループ結成直後からしか彼らを知らないし毎回の現場に必ず行けるわけでもないからだから余計そう思ったのかもしれないけど、それでもいつもの彼らとはちょっと違ったように見えた。 

 

 

冒頭、ものすごい歓声に包まれて登場した彼らがずっと遠くを見つめてほんのほんのちょっとだけ何かが固いように感じたのも、いつもよりは若干ぽわぽわしていたMCも、前日は全然眠れなかったと言っていたのも。

いつもいつも積極的なイメージでたくましい彼らも緊張するんだなと思った。人間なんだなとそんなことを感じた。いつもよりちょっと人間だった。

 

 

そして

何よりキラキラした目が夢で溢れすぎてて、これからが詰まりすぎてて胸が苦しくなった。

それぞれのソロでそれぞれ全く違う世界観を見事に披露していたのも、昔の6人がやってた曲をほぼやらないセトリも、自分たちのオリジナル曲を全部リミックスにして終盤にもってくるあたりも。

各々が個人で表現していきたいことがそれぞれたしかに存在していて、

それとは別にこの6人で表情していきたいこと、この6人でしか表現できない世界観もたしかに存在していて、

これからに向けた挑戦のようにも取れるセトリと演出だった。

 

 

三年前、ユーチューブでほくじぇのパフォーマンスでおちた自分にとっては、やっぱりほくじぇは特別で今回の横アリではそのほくじぇをついに生で観れるんじゃないかって、なんとなくなんとなく期待をしていた。

 

が、

 

ライブを観てからは、これから数年間は、デビューするまではないんだろうなとわりと確信的に思った。いや、分からないけど。

でもあんなに各個人としてもグループとしてもやりたいこととやっていきたいことをぎっしり詰めこんだ先しか見てないライブを見せられてしまっては、

2012年も2013年も、バカレアの2011年でさえも、

おそらく彼らが今振り返るには早すぎる。

 

きっとファンにとっても早すぎた。

ちょっとでも過去にいる自分が情けなくなった。

彼らの勢いがすごくて、きっと過去なんてみてる間に置いてかれてしまう。もっともっと彼らの先を見てみたい、もっともっと前進しなければーーー。

ほくじぇ見たかったーってもっと悔やむ自分を想像していたのに、そんな自分はちっともいなくなっていた。

 

 

 

ライブはあっという間だった。

楽しくて楽しくて仕方ない時間は驚くほど一瞬だった。

 

 

本編終わりにステージに消えていく彼らの

やりきったというような活き活きとした表情や、心の底の底から楽しんでいるスカッとした笑顔や会場を見渡してキラッとした目を見たら

 

なんだかもうたまらなく幸せな気持ちになった。目頭が熱くなった。

 

 

 

大きな会場でライブをすることだったり、デビューだったり、グループとして大きくなっていくということは私たちファンの夢で、

 

だからこそこの単独横浜アリーナはその夢の第一段階で、楽しみで楽しみで仕方がなくて、観に行くだけなのに全然眠れないくらい緊張したし、ドキドキした。ライブはとびきり楽しかった。

 

 

 

だけど

 

 

 

彼らも同じようにライブ前は眠れなくて、緊張していて、ライブ中はすごくすごくすごくとびきり楽しそうで。

 

 

 

 

私たちと同じように

いやそれ以上に、

 

 

これが夢の第一段階で。

 

 

 

 

私たちの抱く‟夢”は

  

 

私なんかが思うよりずっとずっとずっとそれ以上に

 

 

 

彼らの中に"夢"として存在してて

 

 

いや、私たちの夢以前に、

 

 

それはよっぽどよっぽど

 

 

"彼らの夢"なんだった。

 

 

 

 

当たり前のことなのかもしれないけど、

 

忘れていた。

はっとした。

 

うれしかった。

 

 

 

 

 

 

アイドルは夢を売る職業、だなんてよく言われる。

ファンは、好きなアイドルの言動から人間性を見出して、どんな細かい所作だって拾い上げて、そのアイドルを想像する。

彼らを知ればしるほど、好きになればなるほど、無意識のうちにその”アイドル”を、その”アイドル”が抱いているであろう夢を応援したいと思っている。

まるで一人の人を創造するとでも言うべきだけど、その人格を想像する能力は異常にたけていて個人差はあれどどれもきっと間違っていないんだろうなと思う。ファンの人間観察力って、本当にすごい。

けど、

 

結局ファンはファンでしかなくて。

いくら彼らを上手に想像できたとしてもアイドルの本音なんて分からなくて。

 

 

そこにアイドルを応援する魅力があるのかもしれないけど

やっぱりちょっと不安になってしまうことがある。

 

 

夢を応援したい、は 夢を共有したい、に限りなく近いと思うし

 

それは、夢にちょっとでも貢献したい、という欲目でもあると思っている。

 

 

 

同じ夢を見ていたいのに、もしかしたら全然違うかもしれない、諦めてしまうかもしれない、夢なんて無いのかもしれない。

いくら言葉で伝えてくれていたとしても、素敵なステージを見せてくれていたとしても、私が勝手に抱いた夢は散ってしまうのかもしれない。

 

 

 

 

ファンでいる以上この傲慢な不安とは付き合っていかなければならないし

ジャニーズJr.のファンでいる以上はなおさらだと常々感じている。

 

 

 

 

けど、

 

 

 

 

単独ライブを終えた今、

 

 

 

 

…その不安はないとまでは言わないけど、彼らと同じ夢を見させてもらっていることがとてつもなく嬉しくて嬉しくてとてつもなく楽しい思いでいっぱいだったりする。

 

 

不安に思う時もあれば、確信を得られる時もあって、それがアイドルを応援する醍醐味だとするならば、

 

今めちゃめちゃそれ味わっちゃってるよねっていう。

めちゃめちゃ楽しいよねっていう。

 

 

 

ファンの欲目だよって、調子乗ってるよって、

 

 

そうだと思う。

そうかもしれない。

 

 

勝手に夢を背負わせて勝手に勘違いしてるのかもしれない。

 

 

 

けど、

あのセトリも、演出も、ふわふわしてる感じも、楽しそうな笑顔も、達成感できらきらした表情も、この仕事好きなんだろうなと伝わってくる目も、会場見渡してキラキラさせた涙目も、

自担の話になってしまうけど終盤になるにつれて涙目になっていって、ありがとうありがとうと会場に叫ぶ北斗くんも

 

 

それは全部全部現実だった

 

 

 

 

 

私は一ファンとして、自分の感覚を信じたい。

 

 

 

 

 

こんな段階でこんなことを言ってしまって、なんて浮かれた幸せお花畑野郎なんだろう。

 

 

 

 

 

 

今、私はSixTONESに出会えて本当に幸せだし彼らのファンでいられることがとてもとても誇りだ。

 

未来、は分からないけど今の感情がずっと続けばいい。

 

 

 

長くなってしまったけれど

 

 

どこまでもどこまでもついていこうと改めて強く思った。

 

 

 

最高に最高なライブをありがとう。

 

 

 

 

 

 

さらなる活躍を願いつつ、

 

 

 

 

 

 最後はこれで締めたいと思う。

 

 

 

ズドン!!!!!!