キラキラに埋もれて

二階堂くんと北斗くん

舞祭組とスーツ。

お久しぶりです。

なんだかんだこのブログも始めてから二年という月日が経っていて、かわいい以外の語彙で自担を書き綴ることを目的に始めたはずなのに全然目的を達成できてなくて焦っています…。月日は早い…。

 

さて二年目の一発目は舞祭組について。

 

舞祭組村の、わっ!と驚く!第1笑 について。

 

今回全然頭の中が整理できてなくて書かないつもりでいたんだけど。舞祭組がなかったらわたしはジャニオタになっていないはずで、そんな自分にとって大切なユニットの初めての単独コンサートについて書かないでいるわけにはいかなかった。どこまでも自己満足なオタクだなあと自分で思いつつもその自己満足な主観をつらつらと書き連ねたいと思う。

 

(ここから盛大なネタバレと勝手な主観、分析考察が始まります。苦手な方は回れ右お願い致します。)

 

このコンサート、私が今まで見てきたジャニーズのコンサートとは違うものだった。

 

 

こんなにユニット自体の定義、経緯、あり方、そしてこれからが詰まったコンサートは初めてだった。本人たちの舞祭組というユニットへのそれぞれのイメージや思いが直球で伝わってくるというか、熱々すぎてコンサートというよりライブだった。

ザ・ジャニーズのかっこよさというよりは何か別の、どちらかというとバンド系のかっこよさ、のようなものを感じた。

 

 

今回はこのライブについて特に衣装の観点から語りたいと思う。

 

 

ファッションについては疎すぎるんだけど、あまりにも衣装がライブそのものだったというか、エモすぎたのでとにかくとにかく語らせてほしい。

 

 

 

 

冒頭から後半まで、ライブの約3分の2を舞祭組おなじみグレーのリクルートスーツで行う。

MCも全部ずーっとこの1着で。

当分衣装チェンジはなく、つまり4人もほぼステージに出ずっぱり状態で。

 

 

予算の問題とか色んな問題があるとは思うんだけど

誰かが場を繋げているうちに誰かが着替えるみたいなことは敢えてしなかったんだろうなとそれはライブを見て感じた。

 

 

一発目のライブとして、

今まで作り上げてきた舞祭組を崩さないこと、四人横並びでの舞祭組を徹底したかったからではないかなと

 

そんな気がしている。

 

 

舞祭組といったらこのグレーのリクルートスーツだけど

 

 

そういえば

いつからこんなに自然と舞祭組=スーツのイメージになったのだろうか。

 

 

 

振り返ってみると、スーツのイメージが確かなものとなったのは2枚目シングル「てぃーてぃーてぃてれって てれてぃてぃてぃ〜だれのケツ〜」からではないかなと思う。

 

 

そもそも、多分デビュ―の時は、12月のシングルに合わせて宴会で盛り上がるようにとか、アイドルらしくないことをしてファン層を広げるためにとか、ひたむきな姿を表現するためにとか、チャンスに飢えた二列目アイドルを表現するために、とか

色んな意味と期待を含んでのこの衣装だったんだろうなと勝手に推測する。

 

そのままその後3枚のシングルもスーツで出すことになったが

 

ただ、2枚目シングル「てぃーてぃーてぃてれって てれてぃてぃてぃ〜だれのケツ〜」だけ極端に曲とスーツの関係性が薄く、というかケツを連呼してるしMVではもはや赤ちゃんになっていてスーツとは、はて?と思うほど対照的すぎた。

 

 

第1弾の次、つまりこれからの方向性の鍵となる2枚目シングルというタイミングで、あえてスーツとの関係が薄い曲をスーツで歌うことで舞祭組=スーツの印象を強めたのかもしれない。

 

 

過去の記事やコメントを探したところ、プロデューサー中居さんが、舞祭組のイメージがつくまでは衣装はこの1着、と仰っていて、

 

もうまさにその思惑通りというかそれを見越してのことなんだなとつくづく流石すぎますパイセン…(何度目かの改めて)。

 

 

 

このイメージ付けの成果か、それからスーツの意味について言及されることも減った気がするし、

サラリーマン役の主演ドラマが決まったりキャベ○のCMが決まったりスーツ×舞祭組のイメージ定着は加速した。

 

 

 

当時は何も思わなかったけど、つまりそれは

 グレーのリクルートスーツそもそもが持つイメージ(リクルートスーツ=就活、未来のために頑張る人、先がまだ分からないetc✖️グレー=ちょっと外れてる、一般的でないetc)と舞祭組への世間のイメージが重なっていくことだったのかもしれないな、と今になって思う。

 

 

 

そのイメージが定着すればするほど

彼らがグレーのスーツをまとえばまとうほど

その衣装に込められたイメージコンセプトが舞祭組自身、彼ら自身に求められるイメージコンセプトになっていったし

それに応えようとする本人たちも、もっともっとそうなっていくように思えた。

 

 

 

彼らは二列目アイドルをとことんとことん全うしていった。

 

 

 

もちろんそれが過剰になっていくと、ファンとしてはつらいと思うことがあったり、色々と心配することもあったが、

その与えてもらったグレースーツを、ただ装うものだけでなく自らの武器へと見事に変えていこうとする姿はただただたくましくてかっこいい、の一言に尽きる。

 

 

だいぶ話がそれてしまったけど

 

 

 

そんな舞祭組の歴史と色んな思いと本人たちの思い出とあれやこれやが全部つまったグレーのスーツで披露するライブの冒頭から12.3曲は

 

やっぱりどこまでもがむしゃらでひたむきで優しくて切なくてへんてこで

 

飾ってなくて

 

舞祭組らしくて

 

私の好きな舞祭組が詰まっていた。

 

 

純粋にすっごい楽しかった。

 

 

前はスーツのせいでかっこよさが抑制されてるとか、たまにそんな風に思ったこともあったけど

 

ただのダサい、地味なスーツだったかもしれないけど、

 

今はキラッキラしててイキイキしてて、堂々としてて

 

 

まっすぐにまっすぐに

 

あのスーツだからこそ本当にかっこよかったなと思う。

 

 

 

ライブを見ながら、あー舞祭組好きになってよかったな、なんて

そろそろ終わりになっちゃうのかもな、なんて

 

 

 

そんな風に思ってたら

ここで初めて4人がはけて

映像が流れ始めた。

 

 

スルメさん。

 

 

舞祭組のファンのスルメさん。

 

 

映像ではスルメさんがアップに映って、舞祭組に魔法をかけてカッコいい衣装を着させてあげようだなんて言う。

 

スルメさんがレモンを食べると魔法がかかる。

すっぱいすっぱい思いをしながらレモンを四切食べたところで映像が切れた。

 

 

すると

 

 

Fire&Lightning

(あのSMAPのBattery作詞作曲者の方で贔屓目なしにまっじでかっこいい曲なので聴いてない方いたらぜひすぐきいてくださいアルバムに入ってます🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️)

 

が流れ、それと同時に

 

 

 

目の前に白いキラキラ衣装をきた舞祭組が現れた。

 

 

 

 

 

ライトに照らされて

風を浴びて

 

 

 

キレッキレのダンスを

踊っていた。

 

 

 

 

 

夢か?!!!夢なのか??!!?!

 

こちらの頭が真っ白になった。

 

 

 

 

 

今さっき、飾らないかっこよさが最高って改めて思ったところだったのに。

 

グレーの地味なスーツが超カッコイイって思ったところだったのに。

 

 

 

 

そんな状態で

 

 

 

 

カッコイイ曲を

 

カッコイイダンスを

 

カッコいいキラッキラの衣装で

 

 

見せられたら

 

 

 

そんなのさらにかっこいいと思わないわけないじゃんんんんんん?!?!?!!!!!!

 

 

 

 

超超超超かっこいいを爆発させるしかないじゃん!!!?!?!?!?!!!!!!!!!??!

 

 

 

 

は?!?!!!!

 

 

 

わけわかんないくらい

 

 

 

 

チョーカッコイイよ天才だよ世界一かっこいいよ!!!!泣

 

 

 

 

切れた。かっこよすぎて裏切られたと思うくらいにめちゃめちゃかっこよくて泣いた。

 

 

 

ずるい。

 

 

 

グレーのスーツを初めて脱いだと思ったら

 

こんなかっこいい衣装を着てくるなんて

 

 

こんなかっこいいパフォーマンスを魅せられるなんて

 

 

ずるすぎた。

 

 

 

 

いや、全然ずるくない。けど。

 

 

まさしくそれは本人たちだったし、

 

 

まさしくそれは私がずっとずっと見たかった舞祭組の姿でもあった。

 

 

すっごくすっごく嬉しくて

 

 

本当に興奮した。思わず叫んだ。

 

 

ドキドキした。

 

 

けど。

 

 

多分、情けない自分をどこか舞祭組に重ねていた私にとってはちょっとだけ、ほんの少しだけ、ほんのほんの少しだけ寂しさを感じるものでもあった。

 

 

99嬉しかったけど残りの1はちょっとだけ寂しかった。

 

 

勿論彼らがすごい人なのは十分知っていたし彼らがジャニーズなのも知っていたし彼らが本当はかっこいい人なのもそんなのずっとずっとずっと知ってたはずだったけど

 

やっぱりすごい人たちでやっぱり違う世界の人だったことを改めて気づかされたような、少しだけ裏切られたような、そんな気がした。

 

 

 

 

魔法でよかったなと思う。

 

スルメさんの魔法でよかった。

 

 

魔法のおかげで、

今までずっとずっとずっと見たかったかっこいい本来の彼らを見ることができたし、

魔法のおかげで

今まで大事に大事に大事に築き上げてきた二列目アイドル"舞祭組"も守られた

 

ような気がしてる。

 

 

 

Fire&Lightningが最高の演出すぎて

もう脳内かっこいいで埋め尽くされてそれ以外の言葉も思考もなかった。

放心状態で突っ立ってたらライブはもう次の曲にいこうとしていた。

 

キラキラの衣装はF&Lの一曲だけだった。

 

 

次はかっこよく、その白いキラキラ衣装を脱ぎ始めて

 

いやもう刺激が強すぎて、逆に放心状態から目が覚めた。

 

男らしくバンバンバンバン勢いよく脱いでいて

アルバムの企画で鍛え上げた綺麗な身体がどんどん露わになっていく。

上裸に白ズボンの姿、何も思わない人はいないと思う。えろい。

 

かっこよさを見せつけたあとは男らしさとエロさを見せてくるなんてもう無理〜〜あぁ〜//だなんて興奮してたら

 

ズボンをパーン引き裂いてパーンと勢いよく客席に投げてきて

 

また目が覚めた。

 

 

今度はスーツ生地の超短パン姿だった。スーツ生地のトランクスとでも言うべきか。

 

 

もはや私たちは何を見せられているの?!?!!

 

 

鍛え上げた身体で、スーツのトランクスで、

 

 

思い立〜った今が変わる最〜高のチャンス〜

 

だらしな〜い自分をYou can change!

 

って歌う。

まるで結果にコミット系のススメでも受けているのか?!というばりに熱い身体で熱い歌詞。

 

その後筋トレ サドンデスのようなコーナーがあって会場一体が真夏の部活動のような雰囲気になったところで再び暗転する。

 

 

 

ここで、本日二度目の映像だ。

 

 

 

ここではそれぞれ四人が舞祭組の活動についての本音を述べる。結成前、当初から今までについて赤裸々に語る。

 

 

 

熱くなったあとに感動だなんてなおさら部活だし尚更青春だし感情が追いつかない。

やっぱりどこまでもこのライブ構成、エモーショナルすぎる。エモい。

 

映像では、最後に今後の舞祭組を続けていきたいかについて質問され、

 

たしか、それぞれが口を開きそうになったところで映像が切れる。

 

 

 

 

…から始まる

 

 

 

 

道しるべ。

 

 

 

 

 

私はこの道しるべからが舞祭組の新たなステージだと考えている。

 

 

 

道しるべは、誰にとっても、感謝したい人にむけられるラブソングとなるように舞祭組がつくった曲だけど、そこには中居さんへの感謝の言葉があふれていてやはり中居さんへ向けられた曲という印象が強い。

しかし一方で、歌詞からは自立しよう羽ばたこうとする意思が所々に見られ、むしろ別れや決意の曲でもあるように思う。

 

 

ライブではこの道しるべで

初めて舞祭組の衣装が変わる。

 

 

グレーのスーツではなく

お洒落な黒スーツ。

おそらく中居さんがプライベートで舞祭組にプレゼントしてくれた黒のスーツであり、
本人たちがもし舞祭組でライブをするなら絶対最後に着たいと言っていたものだった。

 

 

 

映像の前のBODY&SOULで

衣装を脱いで

今までとは違うマッチョな身体で

思い立〜った今が変わる最〜高のチャンス〜
だらしな〜い自分をYou can change!

と歌ったのはまさに自分たちが変わろうとすること、変化することを表し、

 

 

 


道しるべで新しい衣装になることで

 


今までに感謝しつつ、新しいステージに進むこと、

これが一つの区切りであることを

 

示しているんじゃないかと、そんなことを考える。

 

 

 

映像の最後の質問に対するアンサーが道しるべなのだとしたら

その答えは

今までの感謝、であり、これからの自立、であるように思う。

 

 

 

 

 

 

今回のツアータイトル
舞祭組村の、わっ!と驚く!第1笑

の第1笑は、デビューから今、までの中居さんに大きく関わってもらった第1章であり、

このライブを終えたこれからが、衣装が変わったこれからが、第1笑の先、なのかもしれない。


いや、分からないけど(笑)

ホールツアーが第1笑で、もしかしたらアリーナが用意されててそれが第2笑なのかもしれないけど(笑)

でも、道しるべの歌詞を見ても、今回のアルバムでも、中居さんが用意してくれた曲ではなく自分たちで作り直したり
少なくともこれから先は自分たちで進んでいかなければいけない必要性を彼らは感じていて。

本当のことは分からないけど
なんとなく、なんとなく今が変革期にあるような、そんなことを考えてしまった。

 

 

 

本編最後の曲は一曲目と同じぶっさっさーだったけど、


もう曲はじめにオナラの音はないし、
もう本人たちはお洒落な黒のスーツを着ているし、


もう一曲目とは違うぶっさっさーだった。

 


代わりに(?)グレースーツ柄のお神輿を担いで歌っていて

 


グレースーツは着るものではなく神様となって私たちの前に再び現れた。

 

 

 


第1笑で象徴すべきはやはりこのグレースーツで
 

それはまさしく今までの舞祭組を象徴するもので

もちろん始まりを作ってくれたこのグレースーツはこれからの舞祭組にとっても大切なものになっていくとは思うけど
 

 

ここからはまた別の新しいストーリーがまた始まっていくんだろうなあと神輿をみてそんなことを思った。

 

 

 

 

考えすぎかもしれないし、美化しすぎだと自分でも思う。

 

 

 

 けど。

 

 

 

ついつい欲張って

 

 

 

私はまだまだもっともっと素敵なストーリーを見せてほしいなと思ってしまうから

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだたくさんの期待をしてしまうから

 

 

 

 

 

きっとそれを叶えてくれると信じているから 

 

 

 

 

 

 

だからまだまだ舞祭組には全然終わって欲しくない。

 

 

 

 

もっともっともっともっと輝いてほしい。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

あーーーー

 

 

もう何が言いたいのか分かんないや(笑)

 

 

長くなっちゃったし、取っ散らかっちゃったけど。

とにかくとにかく

 

ほんとにライブが楽しくて

 

 

 

 

こんなに素敵なライブに出会えて幸せだと思った。 

 

 

 改めて舞祭組が大好きだと思った。

 

 

 

 

それだけ。それ以上でもそれ以下でもなく

 

 

それだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞祭組は

世界一かっこいいアイドルだよ!!!!

胸を張ってそう叫び続けたい。